2013年10月29日火曜日

なまはげと、昨今の事情について

なまはげは、秋田県男鹿市の周辺で行われている、大晦日の民俗行事です。



大晦日の夜に、それぞれの家々を回って、「悪い子はいねがー」「泣く子はいねがー」と子どもやその年にお嫁さんに来た人を探して暴れます。

それを家の主人が丁重にもてなして(といっても秋田なのでお酒を飲ませることがほとんど)、帰っていただくというものです。



小さな子どもにしてみれば、恐怖以外の何者でもないため、泣き出す子がほとんどです。

なまはげに「いい子にします」と涙ながらに言う様子なども見られます。



大変有名なものではありますが、なにぶん秋田も過疎と高齢化が進んでいるためになまはげのなり手が少なくなっているのが実情です。

そのため、2012年3月になまはげの「なり手」を募集したことがありました。



ただし、この募集、ハローワークを経由して応募して、車の免許を持っていて、パソコン(ワード・エクセル)が使えることというずいぶん今風の条件がついていました。

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